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間質性膀胱炎

 間質性膀胱炎とは、「膀胱の非特異的な慢性炎症を伴い、頻尿・尿意亢進・尿意切迫感・膀胱痛などの症状を呈する疾患」(間質性膀胱炎診療ガイドラインによる)です。中高齢の女性に多いが、男性や小児にもみられます。

間質性膀胱炎の原因

 原因は不明ですが、膀胱粘膜の機能障害、免疫学的な異常反応、尿中の毒性物質、疼痛に対する過敏性などが想定されているようです。

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間質性膀胱炎の症状

1.膀胱部の痛み(特に膀胱に尿が貯まったとき)が特徴的です。痛みのない場合もあります。
2.頻尿・夜間頻尿
3.尿意切迫感。
4.排尿時痛・肉眼的血尿。
これらの症状は自然によくなったり悪くなったりします。
また、辛いものなど刺激物や柑橘物を食べた時や脱水による尿が濃い場合にも症状が悪化すること
があります。

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間質性膀胱炎と紛らわしい病気

膀胱炎、膀胱結石、膀胱がん(膀胱上皮内がん)、外陰部ヘルペス、子宮内膜・膣炎などの婦人科疾患、過活動膀胱など。

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間質性膀胱炎の治療法

icon 保存療法
行動療法:時間を決めて排尿する・飲水コントロール・排尿間隔を徐々に延ばす(膀胱訓練)
食事療法:酸性飲料・コーヒー・アルコール。香辛料・柑橘類の制限
緊張の緩和:ストレス緩和(運動・入浴)

icon内服療法
鎮痛薬、三環系抗うつ薬、抗アレルギー剤などが用いられます。

icon膀胱水圧拡張術
麻酔下に膀胱内に生理食塩水を注入充満させ、拡張させます。60%前後の有効率ですが、
数ヶ月で再発することも多いようです。

icon膀胱内注入療法
DMSO膀胱内注入療法:我が国では保険で承認された薬剤ではないので、実施できる
医療機関は少ないようです。

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